ピアニストの母のもとに生まれたグラズノフ(1865-1936)は、早くからその才能を見出され、リムスキー=コルサコフから作曲や音楽理論を学び、16歳のときに「第一交響曲」を作曲し、世間の注目を浴びた。「ライモンダ」は、グラズノフがはじめて手がけたバレエ音楽であり、ロシアバレエの傑作といわれている。
グランド・アダージョは、戦争によって婚約者であるジャンと離れ離れになってしまったライモンダが、アブドゥラーマから愛を告白される場面で用いられる音楽で、非常に美しい旋律がゆっくりとしたテンポで流れる。木村吉宏氏によって吹奏楽に編曲され、吹奏楽コンクールや各種コンサートで頻繁に取り上げられている。
CD 大阪市音楽団
指揮 木村 吉宏

定価 2,855円(税込)
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1、「シンフォニエッタ第2番」より 第一楽章"オーヴァーチュア” P.スパーク |
2、歌劇「ルイザ・ミラー」序曲 G.ヴェルディ |
3、第5組曲 〜インターナショナル・ダンス〜 A.リード |
4、ブラックホースが舞うところ R.W.スミス |
5、フリー・スピリット序曲 J.ウィリアムズ |
6、アントワープ賛歌 J.ヴァンデルロースト |
7、マルテニッツァ 〜春の序曲〜 P.スヴァルツ |
8、ウェスト・セーラム・ウィンズ E.ハックビー |
9、ララミー 〜ウェスタン序曲〜 D.シェーファー |
10、映画「フック」ハイライト J.ウィリアムス |
11、バレエ音楽「ライモンダ」より "グランド・アダージョ” A.K.グラズノフ |